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すかんぽの詩

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豊田勇造with続木徹ライブ@加須 2010.6.19

加須の勇造ライブに行くのは4年連続だ。いつものように「つるや」でカレーうどん
の大盛りを食う。店主夫妻も勇造ファンで、勇造の話をひとしきりする。
今年の会場は「パサル・キッチン」。一昨年打ち上げをやったお店だ。
主催者のゴリさんたちは、ライブのためにピアノをレンタルしたそうだ!
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ライブは「海の始まり」「背中」で始まる。円山の余韻を感じる選曲だ。
珍しくしゃべりなしで3曲続けて歌う。1部の終わりごろには、遠くから祭囃子の音が。
夏祭りの練習かな? 今日も蒸し暑い一日だ。

2部の最初は勇造ソロ。ソロの時はピックアップをつけないので、
生音とマイクを通した音だけで、格段にいい音になる。ピックアップをつけるのは、
徹さんがモニターからギターの音を聞きやすくするためと思われるが、
今日はメインのスピーカーからもピックアップからの音が出ていたような…。
「ギブソンJ200」に続き、ギターをもっと弾きたくなった、と言って歌ったのは、新曲の
「三人の旅人満月の夜に」。ラオスの民話をモチーフにしたというブルーズだ。
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ここでは左手だけを使ったギターソロを披露。アコースティックギターで、
あんなことができるとは。よっぽど左指の力が強くないとできないんじゃないだろうか。

珍しいと言えば他にも幾つかある。
「イマジン」を歌った。ジョンの命日にちなんでだろう、12月に歌うのは何度か
聴いたことがあるが、それ以外で聴くのは初めて。しかも日本語訳の朗読つきだ。
ワールドカップたけなわで、ナショナリズムが高揚している時期だからこそ歌ったのかな、
と思って後で勇造さんに聞いてみると、「リクエストがあったから」とのことだった。
俺の考え過ぎだったか。
「住所録」を歌っている途中には、ピックを落としてしまったが、その後のソロが
かっこよかった。指弾きで、まるでマーク・ノップラーのようだった。
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ライブの終了間際に、あれっ?と思った。今日はまだハーモニカを吹いていない。
アンコールではじめてハーモニカホルダーを首にかけ、「ワルツを踊ろう」を。
いつもならギターソロの部分でハーモニカを吹いた。しかもセカンドポジションだ。
今回は勇造さんのギタープレイに目が行くことの多いライブだった。
しかし徹さんのピアノがあるからこそ勇造さんもギターを存分に弾けるんだと思う。
また来年が楽しみだ。

おまけその1
打ち上げでは、お店にあったマーチンのミニギターを持って徹さんと「ライトニン・ホプキンス」
「ブルーズをやろうぜ」をセッション。早く帰らないでよかった!
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おまけその2
ライブ前に行った羽生水郷公園で。入園者カウンター。その名も「トオルちゃん」
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# by sukanpo66 | 2010-07-07 23:45

もうすぐ発売!

もうすぐ発売!_f0165388_23394043.jpg
「豊田勇造 円山音楽堂ライブ!」 DVDは7月1日発売
モノはもうできあがっているんですね~。 6/19加須のライブ会場にて。
(ライブレポは後日アップ予定)
# by sukanpo66 | 2010-06-21 23:44

おおはた雄一ライブ@つくば 2010.6.13

「おおはた雄一」という名前をはじめて聞いたのは2~3年前になるだろうか。
職場の同僚が「中学校の後輩にミュージシャンがいるんです」と教えてくれた。
ギターが上手いらしい。その後ラジオで何度か耳にすることもあり、気になる存在だった。

そんな彼が、つくばの「kitchen soya」に、ドラム・ベースのトリオでやって来た。
会場は60人以上のお客さんで満員だ。
のっけからボブ・ディランの「くよくよするなよ」(日本語訳)で始まった。
ギターは、不思議な形をしたフルアコ(HPのトップページで持っているやつ)がメインで、
時々ストラトに持ちかえる。アコースティックギターの弾き語り、っていうイメージでいたので、
ちょっと意外だった。
オリジナル曲は、ジャズっぽかったり、ブルーズだったりラグタイムだったりと、多彩だ。
エイモス・ギャレットっぽいソロもあったな。アレンジもなかなか凝っている。
いちばん後ろの席で聞いたせいか、ベースの音が小さめだったのが残念だった。
それにしてもディランの曲のほか、高田渡「コーヒーブルース」「値上げ」、
かまやつひろし「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」など、カバー曲の選曲が渋い。
俺としては、(おおはたくんにとっては不本意かもしれないが)オリジナルより、
カバー曲が面白かった。とくに、「ゴロワーズ~」は声もよく出てたし、
演奏もいちばんよかったと思う。
アンコールでは、本人の希望で照明をすべて落とし、ギターのボリュームも絞って、
「ピープル・ゲット・レディ」(永積タカシによる日本語訳)を。これも素晴らしかった。
CDにも収録しているボビー・チャールズの曲もやってくれたら言うことなしだったが。
それに、アコギの弾き語りもぜひ聴いてみたいと思う。
地元・土浦でぜひ里帰りライブをやって欲しいなあ。
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会場で思わず買ってしまった、ギター手ぬぐい。(サイン入り)
# by sukanpo66 | 2010-06-21 23:26

パクチー日和

ブログをほったらかしにして早や半年…、
今日は、今年いちばんの暑さだったかな。
畑仕事をしていて、夏を感じた。
去年のこぼれ種のパクチーがいつの間にか大きくなっていた。
こぼれ種のパクチーって、どういうわけかすぐ
トウが立って花が咲いてしまうので、
さっそく摘んで、ばんめしの材料に。
ナンプラーともども、夏の香りだ。
# by sukanpo66 | 2010-06-12 22:36

12月6日 豊田勇造ライブ@土浦「高砂」

土浦での勇造ライブは3年ぶりである。会場は前回と同じ「高砂」、
30人入ればいっぱいという「お座敷ライブ」だ。
昨日の蚕小屋同様、今日もPAなし。いつものように主催者である
我々「常陸野すかんぽ団」が前座を務める。
今回は、メンバーのコイケが急に来られなくなったため、タカナシ・
しげる・うちのチビ・俺の4人だ。我々のつたない演奏にも手拍子をしてくれて、
会場はいい雰囲気。4曲やってそのまま勇造さんが登場する。
1曲目は「米」だ。勇造さんいわく「最年少の共演者」、
うちのチビがハープを吹いたが、昨日より緊張していたみたい。
12月6日 豊田勇造ライブ@土浦「高砂」_f0165388_23341950.jpg

子どもたちがうろちょろして、和やかといえば和やか、落ち着かないといえば
落ち着かないなか、ライブは進む。
「勇造のないない尽くし」は、いつ聴いても面白い曲で、客席の反応もいい。
そして子どもがいなくなったスキに?「長崎帰り」。気合の入った演奏だ。
1部の最後は、オープンチューニングにして左手にはビールグラス。
「風に吹かれて」かな?と思ったが、聴いたことのない曲だ。
終わってからタイトルを聞くと「酒呑みの歌」という、かっこいいブルーズだった。
いい感じに酔いの回ったお客さんもいて、客席も勇造さんもノリノリだ。

2部の最初に、スペシャルゲストが登場だ。土浦で何度かライブをやってもらっている、
北海道のパーカッション奏者・山北紀彦くん(山ちゃん)がちょうど今こちらに来ている
ということなので、急遽出演してもらうことにしたのだ。
ンビラ(アフリカ・ジンバブエの親指ピアノ)を弾きながら「水平線」「太陽の下で」を歌う。

12月6日 豊田勇造ライブ@土浦「高砂」_f0165388_23351410.jpg12月6日 豊田勇造ライブ@土浦「高砂」_f0165388_23354069.jpg

続いて勇造さんが加わり、即興で1曲。「2009年12月6日・高砂・キーはE」
と名づけられた(そのままだ~)。
そして山ちゃんがカホンで入り、「それで十分」を。今日初めて会って5分位の打合せとリハを
やっただけとは思えない、ギターと歌・カホンの絡みだ。山ちゃんのソロも入り、見せ場を作る。
カホンの音にあおられ、勇造さんの演奏もより激しくなる。
主催者であることを忘れて大声で歌ってしまった。
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続いて、「水平線」のアンサーソングです、といって歌った「ハンクウイリアムスを聞きながら」。
「住所録」はギターソロたっぷりで印象的だった。
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緩急取り混ぜた選曲でライブは進み、
最後に山ちゃんとすかんぽ団の面々が再び呼ばれ、全員で「大文字」。
これもカホンが入るとよりダイナミックな演奏になる。またまた大声で歌ってしまった。
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アンコールは「花の都/ペシャワール」で余韻を残して締めくくり…。

勇造ライブは毎回違う曲構成で、昨日の蚕小屋とも半分位は曲が入れ替わっただろうか。
狭い会場で、(主催者のくせに)最前列で見ていたせいもあるだろうが、
今まで見た勇造ライブの中でも屈指のものだった。
山ちゃんという素晴らしいゲストが入ったことで、よりスリリングな演奏に
なったのではないかと思う。
唯一残念だったのは、お客さんの入りが今ひとつだったこと。
これは主催者として大いに反省しなければならない。
何はともあれ、勇造さん、山ちゃん、高砂、スタッフ、来てくれた皆さんに感謝!です。

おまけ。
打ち上げ会場の「てらすや」にて、たまたま来ていた?常連「夢ちゃん」と
勇造さんとのセッション。曲は「アイ・シャル・ビー・リリースト」
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# by sukanpo66 | 2009-12-19 23:45